今年はコロナの影響もあってか、参加者は7名と少ない中でしたが、ゆったりと進めながら講習が進みました(今回の講習会には、埼玉県キャンプ協会の方々に外部講師として3日間講習をしていただきました)。
1日目は、さっそく『アイスブレイク』と『テント設営・撤収』の実技講習です。
アイスブレイクは、初めて会う人たちの緊張を和らげるために、笑いを交えたゲームを行いました。
テント設営・撤収では、テントの種類の話やテントの建て方、ポイントなどをレクチャーしてもらいながら、グループに分かれて建てました。建てたらしまい方を聞き、撤収作業へ。
撤収できたら、お昼ご飯休憩をとり、座学へ。キャンプの企画から運営について、講師の方々の経験を聞きながら真剣な顔で講義を聴いている姿が見られました。
講義の後は、アウトドアクッキングで夕食作りです。
はんごうを使ってご飯を炊き、ポリ袋調理で親子丼の具を作りました。
ご飯も具もできたらどんぶりに盛り付け、お味噌汁を作ったら「いただきます」。
ご飯も上手に炊け具も美味しくて、みんなペロリと食べてしまいました!
お腹一杯になったら、片付けをみんなで協力しパッと終わらせたら、デザートに大人のスモアも食べて、1日の締めくくりにロープワークを行い、1日目は終了です。
2日目は、近くの金鑚大師までハイキングのショートバージョン。
歩き方や歩くときの注意事項なども聞き、戻ってきたら朝ごはん。
メニューは簡単に出来るカートンドッグです。
パンにウインナーとチーズをはさみ、アルミホイルで包み、紙パックに入れ火を付け、焼き終わったら出来上がり!これもおいしかったですね!
午前中はお昼前までキャンプの対象についてみっちり学びました。
お昼をはさみ、午後はファーストエイド講習として、消防署の隊員の方からAEDを使った実技講習を受けたり、キャンプ中や日常生活でも使える応急手当の方法なども教えていただきました。
ファーストエイド講習の後は、キャンプの指導の際に必要な指導者としての素質についての講義やスキルの話を受け、夕食作りへ。この日の夕食もポリ袋調理でご飯、サバカレー、オムレツを作ります。
それぞれを袋に入れ、お鍋に投入し、出来上がるまでの間を使って、創作芸術活動です。
今回は木の枝を使った「ドリームキャッチャー」を作ります。ちょっとしたポイントを押さえたら、あとは自分好みにカスタマイズ!
自然物を使ったモノづくりは、お土産にもなりました♪
これで2日目が終了。とうとう明日はインストラクター試験・・・!
最終日の朝は、自然観察から始まります。
お天気がプログラムを読んでくれたのか、玄関前に集合したときには大きな虹が!
みんなそれぞれが写真撮影をし、自然観察のプログラムスタート。
目を閉じて音を探してみたり、秋から冬に移り変わる景色を探してみたり、森のエビフライを探したりと、朝からたくさんの自然に気づき触れ合いました。
朝ごはんを食べたら、荷物整理と部屋の掃除を済ませ、最後の講義を受け、午後からの試験勉強をしていました。
お昼ご飯もパパっと食べたら、教科書とプリントを読み返し、緊張感の中、試験のスタート。
結果は、全員合格でした!!!おめでとうございます!
『キャンプインストラクター』として、いろんな場面で安全で楽しい自然体験活動をしていきましょう。
またお会いできることを楽しみにしています。
【大瀧】