2022年9月17日~18日に主催事業「テントに泊まってみよう!①」を開催しました。
今回は、7組22名の参加者が集まりました。
参加した方に応募した理由を聞いてみると、
「キャンプをしてみたかったんだけど、はじめてでわからなかったので応募しました。」
「以前、キャンプをした時はグランピングで、もう少し自分達でテントの設営などをしたくて来ました。」
「テントを持っているんだけど、公園で設営しようとしたら、2時間かかって…しっかり教わりたいと思いました。」
など、皆さまいろんな想いがあって、参加されたようです。
今回のイベントでは、『キャンプの技術』、『キャンプの道具』、『自然の楽しみ方』をテーマに企画しています。
親子で楽しみながら、ファミリーキャンプをやってみました♪
◆1日目◆
【仲良くなる遊び】
まだまだ最初は緊張している様子の皆さま、まずは体を動かしていっぱい遊びました!
ジャンケンをして、走って、跳ねて、いっぱい体を動かすと自然と笑顔がこぼれてきます。
体を動かすだけでなく、自己紹介をしたり、共通点探しをしたり、おしゃべりもしたりしました。
「うちの子と同い年なんですね」「私たちもテント泊が初めてなんです」
保護者同士でも、少しづつ打ち解けて、仲良くなることができました。
せっかく1泊2日をみんなで過ごすなら、みんなで仲良く楽しく過ごしていきたいですよね。
【テント設営のしかた】
今回設営したテントは、風に強く、立てやすく、初心者でも扱いやすいドーム型のテントです。
設営場所の選び方、テントの構造、コツ、お子さんでも手伝えることなどを学び、実際に家族ごとに設営しました。
【テント設営できた!】
みなさん上手にテントを張ることができました。
今晩の寝床ができて、嬉しいですね♪
【火おこし】
火おこしは、キャンプの楽しみの1つです。
マッチでの火のおこし方、コツ、薪の組み方などを学び、実際にやってみました。
キャンプにおいて火の役割は多岐にわたります。
料理を作る時はもちろんのこと、寒い時には暖をとったり、夜は焚き火を囲んで親密な雰囲気を演してくれたりします。
ただし、扱い方に気をつけないと、火傷をしてしまうなど危険な要素も含んでいいます。
このコマでは、みんなで安全な火の熾し方について学びました。
【夕食作り】
夕食のメニューは、ハヤシライスです。
今回はちょっとこだわって、市販のルウは使用せずにルウから手作りました。
また、調理道具は、一般的なファミリーキャンプで使われることが多い鍋のセット(スタッキングできるクッカー)を使用しました。
先ほど学んだ火おこしの技術、そして、キャンプの道具を使って、家族ごとに野外調理を楽しみました。
「おいしい!」という声が、いろんなテーブルから聞こえてきます。
野外の気持ちよさ、火熾しでの調理、子ども達の包丁を握ってのお手伝い等、キャンプという非日常が醸し出す空気が、料理を一際美味しく感じさせます。
【キャンプ道具の紹介&スタッフと遊ぼう!】
夜は、キャンプ道具の紹介をしました。
どんな道具からそろえたらいいのか、道具ごとにどんな特徴があるのかを、実際に道具を手にとり、使ってみました。
キャンプ道具については、子ども達より保護者の方が、興味津々でした。
子ども達は、ボランティアスタッフと一緒に楽しく遊んでいました。
【焚き火】
火のゆらぎって、なぜかずっと見続けてしまいます。
そして、不思議と雰囲気が変わります。
人は、焚き火や暖炉などの火を囲むことによって、癒しを感じやすくなったり、心理的ストレスが軽減されたりすると、様々な研究がなされています。
今回の焚き火においても例にもれず、みんなで火を囲むことによって親密な雰囲気になり、オープンマインドにいろんなお話しをすることができました。
◆2日目◆
翌朝、朝早くに目覚めたのは子ども達でした。
保護者は、テントの中で集合時間近くまでお休みされていました。
テント泊をするのが初めてという方も多く、慣れない環境のせいもあってか、あまり眠れなかったという声もありました。
ですが、これもキャンプをするのが初めての人にはよくあることです。
外界の音(雨、風、虫)が気になって眠れない、寝袋なので布団がいつもと違うなど。
何回かテント泊をして、慣れれば眠れるようになる場合もありますし、寝袋やマットを変えることで眠れるようになることもあります。
眠れなかったというのも、1つの経験です。
【朝ごはん作り】
ホットドッグを作りました。
牛乳パックを使って、ホットドッグを温めるのでお手軽にできます。
また、キャンプ用のガスコンロ(1バーナー)を使ってお湯を沸かしました。
キャンプでの朝は冷え込むことが多いので、朝起きて最初にやることは、お湯沸かしがオススメです。
温かい飲み物を飲んで体を温められますし、洗い物に使うこともできます。
【ネイチャーゲーム】
台風14号の影響もあり、2日目は登山をする予定でしたが、当初の予定を変更してネイチャーゲームをしました。
ネイチャーゲームとは、「シェアリングネイチャー」の考え方にもとづく活動です。
自然に関する特別な知識がなくても、豊かな自然の持つ様々な表情を楽しめる自然体験活動で、自然の不思議さや仕組みを学び、自分が自然の一部であることに気づくことができます。
≪引用≫公益社団法人日本シェアリングネイチャー協会
神川げんきプラザには、多くの自然があります。
天候の影響で登山はできなくなりましたが、それでも自然を楽しむことができるので、レインウェアを着用して、ネイチャーゲームを楽しみました。
「雨の中での自然もいいな」
「いろんな葉っぱを拾えた!」
そんな声をたくさん聞くことができました。
【おわりの会】
2日間の最後に、みんなで円になり、ふりかえりをしました。
どんなことが楽しかったか、どんな学びがあったか等、みんなで分かち合うことができました。
今回のイベントをきっかけに、是非キャンプに出掛けていって欲しいと思います。
そしてまた、神川げんきプラザに遊びにきてくださいね♪