まずは、「はじまりのつどい」をし、どんな形にしようかイメージを固めてもらいます。
また、「ペーパーナイフの使い方」も少しお話をしたあと、早速ナイフの作り方に移ります。
今回は、10cmの釘を金づちで叩いて叩いて叩き続けて、厚さ1mm程度まで伸ばします。
やはり大人は力がありますし、金づちの使い方も上手なので、早い人は約20分でほぼできていました。(すごい!)
子供たちは暑さと地味な作業に苦戦している子も…。
保護者の方と協力して頑張っていました。
そして、途中から少しずつ形を整えたら炭の中へ入れ、焼き入れをします。
熱さが取れたら、ヤスリで刃を付けたり、酸化してザラついている部分を滑らかにしたら、完成!
ここまで、みなさん黙々と集中して叩いたこともあり、だいぶ早めに午前の作業が終わりました。
お昼を食べ、午後は、ナイフの仕上げ作業ということで、ナイフの柄になる部分にヒモを巻き付けます。
みなさん器用なのか、まったく時間がかからずに終了。
最後は、ナイフをしまっておくためのカバーを作ります。
出来上がり例として、3種類の形を提案しましたが、ナイフの形によっても変わりますので、カバーの形は自由!
まず、5色のフェイクレザーから好きな色を選び、穴あけポンチでボタンを留める箇所に穴を開け、
「カシメ」と呼ばれるボタンをつけたら完成です!!
穴あけの作業は1発勝負!失敗が出来ないので、ここも親子で協力していいる姿が見られました。
「ここでいいの?」「うん」「開けるよ?」「やっぱりもうちょっと内側にして」など、こだわりながら作っていました。
大人も子供も世界に1つだけのオリジナルの「ペーパーナイフ」ができました。
「事務職だから職場で封筒開けるときに使おうかな」と言っていた方も…!ぜひ、使ってください!
ナイフはどういう風に使うと安全なのか、危ないのか。
このナイフは何を切るためのナイフなのか。
床に置いていいものなのか。
「刃物は危ないから使わせない」ではなく、「どうやったら安全に刃物が使えるか」を考えていきたいですね。
今回、ご参加いただいた2家族の方々、安全にお家でペーパーナイフを使っていただけたら嬉しいです。
またのご参加、お待ちしております。
【大瀧きー】