7月の除草とかかし作りからあっという間に2か月半が経ちました。台風などの大きな自然災害もなく、かかしに守られながら無事に穂がなり田んぼは黄金色になりました。待ちに待った稲刈り!
ですが、天候は小雨。前日は終日雨で、田んぼの水はけも悪く、田植えの時のようにぬかるむ足元・・・なかなか大変な条件の中稲刈りを始めました。
手作業で植えた苗は、もちろん手作業で刈ります。鎌で刈るザクザクとした音が気持ち良い!
刈るのは大変ながらも楽しいですが、ぬかるんだ稲を運ぶのも一苦労でした。穂に泥がつかないように大切にバケツリレーのようにをしながら運び出しました。
刈り終わると今度は稲をまとめる作業、そして“はざ掛け”するためにまた運びます。とにかくまとめる高学年の子どもたちと大人。とにかく運ぶ子どもたち。みんなで泥だらけになりながらとにかく頑張りました。
終わりの見えない作業に“手作業”の苦労を体感しながらも、着実に終わりに進んでいく“人の力”も体感できました。
疲れた時、もう嫌になってきた時に感じる、「もうやめたいなー」「誰かやってくれー」「ここまでで終わろうって言ってくれー」のような気持ちを感じた瞬間もあったかもしれません。
機械があるとはいえ、苦労せずに簡単に食べ物を買うことができるって、すごいですよね。それが当たり前すぎて感謝を忘れてしまいがちだなぁと改めて感じました。参加者の方からもそんな声があり、共感できてとても嬉しかったです。
みなさん、本当にお疲れ様でした!来月の収穫祭では苦労の分美味しく感じるはずです!
<棟方(びっきー)>