10月15日(土)に主催事業「教えて!フクロウ先生」の第二回目を開催しました。
三回に渡り本物のフクロウを見ながら学ぶイベントです。第二回目の今回は『応用編』としてフクロウのヒミツを深掘りしました。
前回の基礎知識をもとに、観察・体験しながらフクロウの知識を深める回となりました。
【ウォーミングアップ】
座学に入る前に頭と体を動かして、ウォーミングアップ!
フクロウの成長過程をおさらいしながら、じゃんけん遊びを行いました。
【講義】
午前中は世界生息するフクロウのお話を聞きました。大きさ、色、住んでいる場所、食べるものが異なる様々な種類がいること。本物のフクロウを目の前にしているからこそ、「この大きさのフクロウがこんなものを食べるのか・・・」「この爪で獲物を・・・」と、講義からリアルに想像することができます。
「そもそも、フクロウが何を食べているがどうやって知ることができるか」という話題から“ペリット”について教えて頂きました。
※ペリットとは、動物の毛や骨などの消化しきれなかったものが丸まって口から吐き出されたものです。
【ペリットの実験】
大きさ、色、形が様々な種類のフクロウのペリット(飼育)を観察し、その中から一つ選んで実験に挑戦してみました。
水でペリットを崩し、ピンセットで広げてみると・・・餌となっているウズラの骨や毛などが出てきました。研究者さながらにピンセットを使いこなし、集中して中身を確かめていました。ペリットによって出てくるものが違うのも面白かったです。
【羽のお話】
午後は「羽」をテーマに、羽の特性や部位によって異なる役割や名称について聞きました。羽の構造がギザギザになっていてジッパーのようになっている面白い作りや、ふわふわした毛を実際に触りながら、どこに生えているのか本物を観察しながら学びました。
今回も3羽のフクロウのみなさんにお越しいただきました。
目を瞑っている姿に「かわいい・・・」といやされたり、講義中に羽を広げて見せてくれたりすると「おおー!」と歓声があがります。
【羽図鑑作り】
羽の名称をかいたり、羽をつかって形をつくってみたりと自由な発想でオリジナル羽図鑑をつくりました。
みなさん素敵な図鑑が完成していました。
次回は最終回。最後はフクロウとの楽しい時間を過ごす予定です。お楽しみに!