2月17日~18日で防災キャンプを行いました。
天気に恵まれて暖かい陽気の中、午後からの集合で参加者のみなさんに集まっていただきました。
最初はちょっとしたゲームで自己紹介をしたり、心と体をほぐしていきます。
今回の防災キャンプのねらいは
「実際に体育館での宿泊や非常食や炊き出しを行うことで防災を身近に感じてもらい、災害への備えを促す」 です。
最初に行ったのは…①何入れる?防災バック
テーブルに広げられたいろいろな物の中から、防災バックに必要そうな物を話し合いました。
そして実際に「防災ボトル」という防災グッツ入れて持ち運べるボトルを作りました。
次は…②避難ってどうやるの?
それぞれ、自分の住んでいる地域が出しているハザードマップを見て、自宅と避難場所、避難所の位置を確認しました。
緊急時の連絡方法も確認して「家族の電話番号を知っていないとダメだね」という気づきもありました。
続いて…③避難訓練 です。
全員静かに素早く移動することができました。
次は体育館に移動して…④避難所での過ごし方 です。
避難所ってどんなところなのか、どうしたらみんなが快適に過ごせるのか、考えることはたくさんあります。
この日は避難所を想定して体育館で寝ます。
ロープワークを覚えたら…⑤住居スペースをつくろう です。
段ボールや新聞紙を使って、仕切りを作って、自分達の住居スペースをつくりました。
⑥クラフト 紙食器をつくろう では、新聞紙を使って紙食器を折ります。
夕食で使えるように、新聞紙のお皿にビニール袋をかぶせて作りました。
夜ご飯は…⑦どうする?災害時のご飯 ~非常食編~ です。
たくさんの非常食をジャンケンをして順番に選びました。
白米にはお湯を入れて、惣菜は湯煎で温めて、いただきます。
お腹もいっぱいになったらお風呂代わりのドライシャンプー&ボディシートを体験しました。
寝る前に ⑧避難所でのアクティビティ として、道具を使わない遊びをしました。
2日目は朝からラジオ体操で体を伸ばします。
避難所生活では意識的に運動することも大切です。
朝ごはんは…⑨どうする?災害時のご飯 ~炊き出し編~ です。
4班に分かれて中庭で芋煮うどんをつくりました。
温かいうどんが避難所生活にしみわたります。
お腹もいっぱいになったところで子どもは⑩避難所でのアクティビティ、大人は⑪災害時の防犯に分かれて活動しました。
子ども達が遊んでいる間、大人は災害時に気を付けなくてはならないことについて話し合いをしました。
さて、最後は…⑫自分にできること について考え、話し合い、発表しました。
自分が被災したときにできること、そして誰かが被災した時にできること、普段からできること、たくさんの意見がありました。
短い時間でしたが、避難訓練や体育館での宿泊、非常食、炊き出しなど、たくさんの体験がありました。
このキャンプを防災について考えるきっかけにしていただければとても嬉しいです。
そして、お家に帰ってからも自宅の防災についてみんなで話し合い、準備してもらえたらと思います。
それでは、また別のキャンプでお会いできるのを楽しみにしております。
<井川(いね)>