木の枝にそっくりなナナフシを発見しました。そこで、ナナフシについて少し調べてみました。
「ナナフシ」という名前は、「七節」から来ています。
「七」は単に「たくさん」という程度の意味で、実際に体節を7つもっているわけでではありません。
ちなみに写真のナナフシはナナフシモドキです。
「モドキ」とついていますが、ナナフシの偽物ではなく、ナナフシの仲間だそうです。
ちょっと名前は可哀そうですね。
でもこのナナフシモドキ、とっても意外なことがあります。
それは、ナナフシモドキのほとんどがメスであることです。だから彼ら 彼女達は、単為生殖という方法(交尾をしない)で子孫を残します。
ちなみにオスもいるらしいんですが、その報告例は日本でたったの5件だとか。
たまにみかけることのあるナナフシモドキ、そのほとんどがメスだなんて意外ですよね。
みなさんも何か虫を見かけたら、少し調べてみてはいかがですか? 以外な真実が隠されているかもしれませんよ。
≪小野寺オノディ≫