鼻の長い生き物と言えばゾウですが。神川にも小さなゾウがいます。
その名も・・・
ゾウムシと言います。大きさは、親指の爪ほどの小さな甲虫で、ゾウムシの仲間だけで1000種類いるそうです。種類が多いだけに、食べ物も多種多様。木の皮、葉っぱ等いろいろあるそうです。
ゾウムシという名前の由来は、見た目の通り、動物のゾウに似ているところからきています。しかし、このゾウムシの顔についている長い鼻のようなものは、なんと・・・鼻ではありません!あれは口(口吻と呼ばれる)であり、木の実に穴をあけ産卵するための器官にもなっています。
今回、ゾウムシを見つけた時は、死んだように動かなかったのですが、草むらに放すとノソノソ動き出しました。もしかしたら死んだふりをしていたのかもしれません。愛嬌のある顔にユニークな生態。そんなゾウムシに出会ったらぜひ観察してみてください!(岩井ちぃ)