連日の猛暑の中、子どもたちにとっては待ちに待った夏休みが始まりました。
そして、ここ神川げんきプラザでは、夏休み期間中のキャンプ第1弾として、「探検!お仕事キャンプ」が始まりました。
世の中には、様々な仕事をされている方が居て、社会を支えてもらいながら、人々の暮らしが成り立っている訳ですが、
普段中々見ることが出来ない現場を探検するのが、今回のキャンプの目的です。
1つ目の見学先は、下久保ダム。猛暑が続き、水不足が懸念される中、貴重な水を管理するダムの仕事を探検!
ダム上部の気温は35℃を超えている感じがしていたのですが、ダムの中をエレベーターで降りて、監査廊という場所迄
降りると、そこは別世界!!気温は12℃位の涼しい空間の中を歩き、放水中の様子を下から眺めました。
夏の時期は、台風や梅雨、ゲリラ豪雨等の対応に伴い、本来の貯水量から下流域に影響が出ないように、
事前に大量の水が入って来てもダムである程度受け止められるように、空きを作っておくそうです。
水不足にならないように、常に100%にしている訳ではなかったので、感心しました。
ダムの見学に続いて、次の見学場所、熊谷市にある太平洋セメント熊谷工場へ向かいます。
バスの車内では、キャンプカウンセラーのスタッフや新しい友だちとバスレクを楽しみながら移動しました。
太平洋セメント熊谷工場では、先程見学したダムを作る上で必要なセメントを作る工程を見学!
高層ビルだけでなく、お家の基礎部分にも使われているセメントは、社会のあらゆる場所を支えている重要な役割をしています。
太平洋セメント熊谷工場では、埼玉県内の清掃工場で発生する焼却灰をセメントの材料としてリサイクルしたり、廃タイヤを燃料
として使用したり、下水処理場の汚泥等もリサイクルしてセメントの材料として活用されていることが分かりました。
丁度、熊谷市が再び日本一暑い地になった時に、セメントの材料を作る過程で1,450℃の超高温で材料を焼くロータリーキルン
という装置の下を潜り抜けたりと、普段では経験できないことを体験することが出来ました。
工場内は、企業秘密が多く、撮影できる場所が限られているため、見学終了時に、記念撮影をしました。
施設に戻って来てからは、夕食を食べて、楽しいレクタイム。
暑い中1日動いた子どもたちですが、まだまだエネルギーが溢れていて、みんなで体を動かしなら、新しい友だちと楽しい時間
を過ごし、夜の10時前には夢の中・・・。
明日も、きっと暑い1日となりそうです。熱中症には十分気を付けながら、水分補給も欠かさずに行い、楽しく過ごせるように
します。どんな発見があるのか楽しみです。
(いでっち)